2024年8月22日から23日の2日間、SS-F3回目となるリトリートを開催いたしました。今回のレポートは、『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』（講談社）、『認知症の新しい常識』（新潮新書）など、数々の科学技術に関する著書を手掛けられたサイエンスライターの緑慎也さんによる執筆です。

「Bridging Worlds: Communicating Scientific Value Across Fields（異分野を繋げ：組織・分野を超えてサイエンスを語ろう）」をテーマに、2023年12月27から28日の2日間、千葉県柏市の柏の葉カンファレンスセンターにて、SS-Fの2回目のリトリートを開催しました。

People-centricを理念の中心に置くSS-Fが主催するリトリートは、様々な分野のステラインベンターが普段の研究環境から離れ、研究についての議論や意見交換、将来のプロジェクトに向けて議論を重ね、交流を通じて新しい刺激やコラボレーションのきっかけを生み出すことを目的としています。記念すべき初回は、滋賀県にある琵琶湖湖畔で開催し、ライフサイエンス、物理学…